WBCで世界一となった野球日本代表・侍ジャパンのドキュメンタリー映画です。
3週間の限定公開だったので、滑り込みで観てきました。
観てよかった!とてもよかった!
今、調べてみたら、6/29までの上映延長となったみたいで、あまり宣伝もしてないし(個人的な印象ですが)、まわりに知らない人が多かったので、おすすめしたくて投稿です。
2021年の12月の栗山監督就任から、2023年3月に優勝を果たすまでの軌跡をたどってます。
代表選手30名の選考会議、本大会ベンチやロッカーでの様子などをチーム専属カメラが捉えてます。
ドキュメンタリーなので、ネタバレにはならないと思いますが、内容を少し。
栗山監督とダルビッシュ選手との会話、
選手同士の挨拶と自己紹介は新鮮(いろんな場所で各々)、
源田選手の応急手当ての際、ほかの選手たちの声、
点数をいれられた投手たちのくやしさ、
準決勝のメキシコ戦、7回裏で吉田選手の3ランで追いついたのに、すぐに8回表で2点入れられてまた2点差になって、ベンチの選手たちがしーんとただグランドを見てる後を、大谷選手が、にこにこしながら大きな声で「よーし、準備していこう」っていってる場面、
吉井コーチのおちゃめなところ、
栗山監督の静かだけど熱いことばと、選手に対する信頼感 などなど
大舞台の裏で、カメラの視線も新鮮だったし、選手の肉声も響きました。
一流の選手たちが、あの中にいることを誇りに思って、他の一流選手をリスペクトし、楽しんでいる感じがとても伝わってきました。
1つのアウト、1本のヒットに、野球少年のようなひたむきさで、喜び、褒め、悔しがって、泥だらけになりながら、世界一に必死で向かっていく。
試合の印象的な場面をつなげる映画でなく、試合の結果を知ってるから楽しめるいいドキュメンタリーだと思います。
もし、観にいかれるなら、エンドロールが流れても、最後まで席を立たないでください。最後の最後、オチがあります。