空と光と風と  ~日々の暮らしごと~

夫婦二人ぐらしの主婦です。スマホで撮った写真と日々のあれこれを書いてます。

昭和の映画館で、『アメリ』を観た

昔観たけれど、ストーリーが全然記憶にない映画『アメリ』


覚えているのは、
主人公のアメリを演じるオドレイ・トトゥのきれいな瞳と口元、
ファッションがすてきだったこと、
街並みや部屋がパリっぽかったこと((笑)パリが舞台ですから)
このぼんやりとした記憶も当初のものでなく、後から入ってきた情報なのかもしれないのだけど……。

話題の映画だったし、今まで紹介されることもあったけど、
敢えてスルーして、この映画は映画館で観る!と思っていました。



2023年年末、22年経って(2001年11月日本公開)
デジタルリマスター版でリバイバル公開ということで、
ようやく映画館で観ることができました。

この色合いがたまらない


やっぱり1シーンさえ覚えてなくて、初めて観る映画。
おかげで新鮮に楽しめて、忘れっぽいのもお得でよろしい。
すごく楽しみました。
しかも、以前観た時は印象に残っていないのだから、
年齢を経て今の方がより楽しめたみたい。


かわいい映画みたいに思っていたけど、
登場人物は偏屈な人たちばかり。
変な人の変な思考、ありえない言動なのに、引き込まれます。
次から次へと続くアメリのいたずらもかわいい。
映像がすごく好き。
映画館で観るのにぴったりでした。

【幸せになる】
幸せになりたいでなく、幸せになる。


誰もが持っているけど意識の外にある頭の中のおもちゃ箱を
美しい映像でみせてもらったような……。

この映画って、すごく好きな人と、すごく苦手な人に二分されるのだろうなぁ。途中で席を立たれた方もいました。


シアター・シエマ
佐賀県佐賀市にある昭和の雰囲気を残す映画館。
かつて映画館だった場所に2007年12月にミニシアターとして
オープンしました。
「映画館だけど映画館じゃない場所」というコンセプトをもとに、イベントなども開催されてます。
観たかった映画が目白押しで、ただいま会員になろうかと思案中。

佇まいと空気感。
時間軸がずれたような不思感な感覚。
心地よくて、懐かしくて、切ないような
ここはひととき現実逃避できる場所。


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