空と光と風と  ~日々の暮らしごと~

夫婦二人ぐらしの主婦です。スマホで撮った写真と日々のあれこれを書いてます。

ほぼ日の學校 ~講師 栗山英樹 

 ほぼ日の学校、今回の講師はWBC侍ジャパンの監督、栗山英樹さんです。(ほぼ日の学校については、02/14の過去記事で紹介しています)

 栗山監督がインタビューなどで話されているのを見る度、もっと知りたいな、もっと聞きたいなと思っていたので、願いが叶い嬉しい。しかも、野球大好き糸井さんとの対談とくれば、嬉しさ倍増です。

 WBCの始まる前に今回の依頼をされたそうで、ゴールデンウィークの5月3日にほぼ日の学校に登場されています。栗山監督は、「ぼくの批判もちょっと収まって 、5月なら日本に帰ってきてるかなっていう」
「最悪のことも考えながら、まあ 糸井さんにだけ理解してもらう、謝りにこようかなぐらいの感じだった。5月3日というと そんな時期かなと」

 1時間ほど、飾らない誠実なことばで話されています。糸井さんの相槌も質問も、もちろん絶妙なのです。心地いい風が流れてる感じです。

 なぜ侍ジャパンを引き受けられたかという話。

「断っちゃいけないと思ったんです。ぼくごときが……変な言い方ですけど」
日本ハムファイターズの監督時代
「選手によく言ってたのが、みんなこれはできるかできないかみたいな話をするんですけど、それだけはやめてくれと「できるか できないか」は関係ない。
「やるか やらないか」なんだ。
「やるって言うときはやるんだできるとかできないとか考えてる暇ないから」とずっと言ってきたので」

 勝つための研究として、人として徳を積む。

 「監督やってて それは本当に答えがなかったものですから勝つための研究は一切してないんです。
 ただ人として監督やっててこう何か やっぱり野球の神様がやっぱり見てて、お前らのいまの練習とか努力じゃ何やっても絶対勝たせない。
みたいなこと言われている時がある。
どんなサイン出してもどんなに選手がいても絶対に結果が出ない。
それは生きざまや人としての在り方が間違ってるって言われてるような感じがするんですよ。
そこを正すと練習の仕方も努力の仕方も間違えないでまっすぐ行くし、
人としても前に進むので誰かが応援してくれる感じになる。

そういうものを持たないと野球は勝たないんだって ぼくが勝手に感じて その研究をしました。」

 現役時代の栗山選手の記憶としては、小柄で爽やかな容姿でサラリーマンみたいな感じだなぁと思ってました。当時の野球選手は、ごっついチェーンみたいなネックレスにキンピカの腕時計はめて、派手というイメージでしたから(笑)(個人的な思い込みですが)29歳で現役引退されていたなんて、今回初めて知りました。
歴代の監督さんと何か違うなぁと思ってたけど、お話聞いて少し腑に落ちた気がします。

 このお話は、ほぼ日刊イトイ新聞の「監督という静寂の中で」という読み物となっています。無料で読めますので、ぜひぜひ。リンク張っておきます。

 「ほぼ日の學校の給食!」という楽しいイベントがあってます。食べられる給食でなく、平日毎日見られる日替わりの無料動画だそうです。
7月のこんだて表をみると、豪華な方々です。こちらもどうぞ。

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