そら豆の季節ですね!そら豆は味も青い香りも初夏がきた!と思う食べ物。
高くて横目でみていたのだけど、やっと1袋230円になったのでいそいそとお買い上げです。
厚い皮をぱかっと開けると、白いふかふかのベットの中にそら豆が2粒。大切に守られた赤ん坊のようです。薄皮も剥きます。籠いっぱいあったのに、剥いてみれば拍子抜けするくらいの量です。この手間も、特別感というかおいしさにつながるような気がします。
一握りのそら豆を、焼いて、仕上げに塩をぱらり。
鮮やかな緑色と焼き色がたまりません。今回は山椒も振ってみました。
うーん、おいしい😋
食べ物の短い旬を楽しみます。
写真の八角皿は、何年か前に一目惚れして買ったもので、佐賀県唐津市の岡さつきさんの作品です。八角皿は、縁起がいいといわれてますね。
工房に伺った日は、東京での個展の準備で、作品は少なかったのだけど、どれもこれもすてきな作品ばかりで、興奮しました。夫は、私のテンションがとめどなく上がっているのを感じて、いつものやつがきたと、横でにやにやしてましたけど…。
器を使う度、緑に囲まれた静かな工房や、養蜂のこと、愛犬のゆっくりとした動きや撫でさせてくれたこと、帰りに3人で写真を撮ったこと、いろんなことを思い出します。作陶される空間でゆっくりとした時間が持てるのも、窯元めぐりの醍醐味のひとつです。
今まで、器が好きということもあって、いろんなところに行きました。土地柄、窯元も多いのです。
生きてきた長さなりに、いろんなものを見て使ってきたので、好きがはっきりとしてきました。それだけに、一目惚れの出会いはとてもうれしいのです。予算の関係上、購入はほぼほぼあきらめますが、購入できなくても好きが増えることは、豊かな気持ちになれます。
若い頃、欲しいものは無理してローン組んでも所有したかった。物を所有することが素敵なことで、自分も素敵な人になったつもりになって満足していたような気がします。
雑誌で紹介された服やバッグ。かっこいい車に乗っている彼。
あの頃に戻ったら、決してそんなお金の使い方はしないけど、その時の背伸びやバカさも悪くなかったのだと思うことにしています。未来の不安なんてなかったし、楽しかったし、いろんな経験もできたのだから…。
ひとつだけ大きな後悔は、金利7%とか夢なんだからちゃんと貯金しときなさいよ!です(笑)
そして、今、風の時代となって、昭和世代の固いあたまも少しずつシフトチェンジ中です。