少し前のこと。
引き出しの底の方からかなり前の黄ばんだノートを見つけたので、メモ帳にしようと思ってハサミを手にしたのです。その時、聴いていた音楽に耳に残るフレーズがあったので、忘れないようにそのノートに走り書きしました。
なぜか、その後も鉛筆を持ったまま書き続け、気がつけばB5ノートの見開き2ページいっぱいにとりとめのないことを、ただただ書き続けていました。
集中していたので、時間の感覚がなかったのですが、時間にして30分ぐらいだったと思います。
「ただ書く」、その行為がなぜか、とても気持ちよかったのです。
--これってジャーナリング?
聞いたことある程度だったので、やってみたいなと思い調べてみました。
ジャーナリングは頭に思い浮かんだことをありのまま「書く」ことで、メンタルヘルスを高める方法で、「書く瞑想」とも言われています。
事実や自分の気持ちなどを、頭で考えずにありのままに書き続けます。
内容がネガティブでも、誤字脱字でも誰かに見られるわけではないので、気にせず、書き続けることに集中します。同じことを繰り返し書いても、「書くことがない」と書いてもいいそうです。
ジャーナリングのやり方
・ノート(紙)と書くものとタイマーを準備する。
・誰にも邪魔されないリラックスできる時間。(早朝や寝る前、散歩途中など)
・決めた時間(3分から20分ぐらい)ずっと書き続ける。
・頭で考えず手を動かす。
・気持ちや事実をあるがまま書く。
・時間いっぱい書き終えたら、書いた内容を振り返ってみる。(見返す必要はないと書いてある場合もあります。私は、今のところ見返していません)
テーマを決めて書くのもおすすめされています。
・今日をいい日にするためには?
・今日の予定とその時どう感じたい?
・今日はどんな日だった?
・今日は誰かを笑顔にできた?
・もやもやしているのは何?
・本当に欲しいものは?
・これからやりたいことは? など
効果についてもいろいろ記述がありますが、個人的には、感情の振り幅を少なくして、落ち着いて暮らせれるひとつのツールになればいいなと思ってます。朝の一人の時間にやっています。まだ、5日目ですが、落ち着いて一日をスタートできる気がします。
ジャーナリングの方法は唯一無二の正しい方法があるわけではないということです。正しいやり方に執着せず、まずは書いてみる。
紙とペンがあったら、すぐできます。
今日も夕暮れの時間になりました。
このブログを始めて半年。
自分と対話する時間、幸せな習慣のひとつです。
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