空と光と風と  ~日々の暮らしごと~

夫婦二人ぐらしの主婦です。スマホで撮った写真と日々のあれこれを書いてます。

はにわ展に行ってきました。

雪景色の朝

立春を過ぎて、寒波到来。
青空になったり、
暗くなったかと思うと吹雪になったり
空はめまぐるしく変わってますが、
なんせ最高気温4度なので寒い。

ニュースで見る北国の厳しさを思うと、
寒いなんて言ってると一笑されそうです。
電気料金高いので、
節約のためにも、
たくさん着て、からだ動かして温まろ!



ブログを書きたいと思いながら、あっという間に2024年が終わり、
2025年も1月が終わりました。
光陰矢のごとし!!
久しぶり過ぎて、ブログの書き方忘れている💦


2年前の立春にはじめたブログですから、
また、ゆるゆると更新していくことに……。
読んでくださる方がいたらうれしい。


先月末、九州国立博物館のはにわ展へ行ってきました。

国宝の展示も、アメリカのシアトル美術館から里帰りしたものもあり。
初めての土曜日で人も多かったのですが、こころゆくまで楽しみました。

今回の目玉。
史上初!「けい甲の武人」5体勢揃い!

想像より大きくてびっくり。
武人なんだけど、なんだかとっても愛らしい。


お気に入りの笑顔トップ3。

神代の昔、人はどんな風に笑ったのかな?
箸が転んでもおかしい年頃の娘さんは鈴のように笑っていたかな?
などと想像してみる。



かわいい!という声があちこちから聞こえた動物エリア。


なだらかな曲線が、写実的。



個人的には、はにわといえばこれ!!


その昔、夫がやっていたFFのゲームに出てくるサボテンダーに似ていると思い込んでいたが、実物みると……?気のせい?

出口近くまで行ってた夫を見つけ、人の流れに逆行して入口まで戻る。
人が途切れた瞬間、同じ格好で写真撮ってもらうめんどくさい妻。
いつもつきあってくれて感謝(笑)です。


古墳時代(3世紀中頃~6世紀)に日本で作られた素焼きの土製の人形や円筒型の器。
古墳の装飾、祭祀のため、霊を守るために作られたと言われています。

王族の力を示す埋葬儀式としての役割もあったと言われています。

人の手でひとつひとつ造形されたはにわ。
意図的な作為はなく、祈りを感じました。

細かな模様や装飾。
水玉だったり、ボーダーだったり、
自分なりに創意工夫しながら、
楽しみながら制作してたと思うなぁ。

まさか2025年の未来に生きる人が目にしてるとは、
想像もしなかっただろうけど。


すごいぞ、ハニワ!
かわいいはにわが勢揃い。
きっとお気に入りのはにわに出会えると思います。
5/11まで開催中。




にほんブログ村 主婦日記ブログ アラ還主婦へ
にほんブログ村



福田平八郎展に行ってきました。


少し前に放送されたNHK『日曜美術館』で、
日本画家の福田平八郎を初めて知りました。

紹介された作品をみて、私、一目惚れです。
肉眼で見てみたい!!
ということで、
大分県立美術館(OPAM)の福田平八郎展へ行ってきました。


せっかく遠くまで行くのだから100%楽しみたい。
観光もしたいし、
美味しいもの食べたいし、
移動中の山や緑も楽しみたい。

前後の予定とか天気とか体力とか金額的なこととか
いろいろ条件を考えてしまい、
天秤にかけてあきらめてしまうこともあるのだけど、

今回は大雨予報だって、絶対見た~い。

日頃の行いがいいせいかww、日中は雨降らなかった
OPAM3階。なだらかな曲線の天井と天窓。気持ちいい空間


色彩、構図、線、
徹底的な写実から昇華された表現。

年代ごとに
作風が変わっていく様をみるのも楽しい。

技術的なこと、美術史、ジャンル、
美術の知識なんて何もないのだけど、好き!!
素晴らしかった。
見れてよかった。

新雪

今降ったばかりのふわりとした新雪。
透き通る光。
指先に感じた感覚。
テレビでも写真でもない確かなもの。

花菖蒲
漣 

湖面にきらめく光を表現したもの。
白金(プラチナ)箔を押した画面に、不安定な群青色の色面を配置することのみで仕上げている作品。

目の前にすると、吸い込まれるような奥深さでした。




「写実なのか、抽象なのか、大正から昭和ににかけて活躍した日本画家・福田平八郎(1892~1974)は、時に賛否両論を巻きおこしながら、革新的な日本画を描き続けました。膨大な写生を重ねながら自然を徹底的に見つめ、まるで抽象画のような独特な日本画を追求しました。

没後50年を機に、大阪中ノ島美術館で開催されている展覧会場から、傑作の数々を紹介。60年以上、倉庫に眠っていた幻の作品から、時代を超える美の秘密を探ります」 NHKのHPより



絵葉書数枚と小さなポスターを買いました。

<

早速、ポスターを飾りました。
天窓から差し込む光と雲がいい感じ。


1年前の同じ時期に訪問してましたsoramameko.com


実はこの記事を書くのは2度目。

途中、保存するのを忘れてしまい、
ほぼ書き上げた状態で
別の作業をしてしまいキャンセルしてしまった💦

ちーん😨😨

なので、投げやり感あり(笑)

題材は同じで、
自分の頭の中のことなのに、
時間にしてもすぐ前のことなのに、
すっかり忘れてしまっている💦
びっくり通り越して不安を覚えるくらい忘れてる。

そして、
脳が疲れてしまっているのか、
精神的ダメージか、
1回目に書いたものとは内容が違う。

自分的には、1回目の内容が好きだった。
(´;ω;`)ウゥゥ

皆さんもお気をつけてください。
違うページに飛ぶときや、席を離れるときは、
下書き更新する→保存する
をクリックです。


にほんブログ村 主婦日記ブログ アラ還主婦へ
にほんブログ村

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村




『山下清展 百年目の大回想』に行ってきました

佐賀県立美術館で開催されている『山下清展』に行ってきました。


山下清の作品は今までにも何回か見たことがあったのだけど、
生誕100年の記念の企画展だけあって、作品も充実していて見応えありました。
巡回は2022年から始まって、佐賀で7か所目の開催。
見れてよかった。



私達世代には、
芦谷雁之助さん演じるテレビドラマ「裸の大将放浪記」が印象が強すぎて、
主題歌とともに
坊主頭、白いランニング、ぶかぶかパンツ、リュック、
そして大きなおにぎり🍙を思い浮かべます。

実際は、夏は浴衣だったらしく、
浴衣とリュックサックなどの展示もありました。


ドラマでは、
その土地でスケッチをしている記憶がありますが、
実際は、驚異的な記憶力をもち、
スケッチやメモをとらずとも、
旅先で見た風景を細部まで正確に思い出すことができたということです。


貼絵はもちろんですが、ペン画も油彩も素晴らしい。
陶磁器の絵付けもたくさん展示されています。

丁度桜の季節だったので、
以前見た「桜に蜂」を楽しみにしていたのですが再会できず。
違う桜はあったけど…。

戦中戦後の人々が生きていくのも厳しい時代。
放浪していた山下清に手を差し伸べる人がいたことも
今の時代では考えられないことなのかもしれない。
きっと、人間的にも魅力的だったのだろうと想像します。



コスパとかタイパとは対極な貼絵の緻密さ。
のびやかで迷いのない線。
細部まで肉眼でみてこその作品です。

老眼ぎみの目で近づき離れてを繰り返し、
しっかり堪能しました。


展覧会に行った時に以前は購入していた図録。
ここ10年ぐらいは、記念に気に入った絵葉書を1枚だけ買うことにしてます。
今回は1枚に絞れなくて3枚購入です。


初めて見る作品も多く(忘れているのかも?)
いい時間でした。


進んで戻って、
また進んでまた戻って、

一期一会。
離れがたい。

美術館は人の少ない平日、
ひとりにかぎります😊



にほんブログ村 主婦日記ブログ アラ還主婦へ
にほんブログ村

『フィンレイソン展』に行ってきました

f:id:yellowhouse1717:20230317092941j:imagef:id:yellowhouse1717:20230317093022j:image

 

 






 

初期の見本帳や製品、ポスターは撮影はできなかったけど、肉眼でしかわからないような緻密さとおおらかさがありました。

 

デザイナー別に原画と布の展示がされていて、200年の歴史をたどれます。

 

 いいなぁと思ったのが上のブースで、マネキンのきた白無地のワンピースにデザインを投影する仕掛けになってます。48枚ぐらい(数字はあやふや)のデザインが次々と映し出されるのだけど、展示されていた平面だった布が、立体の洋服となることでいきいきと動きだします。

二次元から三次元へ。見本から日常へ。

洋服や寝具などに使われるテキスタイル。

生活の中で使われることで豊かな魅力を発揮するのだと感じました。

動画の撮影はだめだったのだけど、確認したら写真はいい、ということだったので撮影しました。

 

 

どれもステキだったけど、目をひいた作品
右の写真のパンダと笹。どんな製品になったのか興味あり 

f:id:yellowhouse1717:20230317093358j:image

 

長崎県美術館は周辺の環境も含め、全てがすてきな美術館なのです。

茶店での時間もいいのです。大きなガラス張りの解放感がうれしいです。

屋上からみる長崎の街も圧巻です。屋上へは無料で入れますので、是非、昼の時間と夜の時間を楽しんでください。

 

 

きのうは気持ちの入ったプレイが胸に沁みたWBC⚾でした。

楽しみが続きます😊

試合の時間、日本の温度は熱気と興奮で上がってるかも✨

 

 

 

『永遠のソール・ライター』展へ行ってきました。




ソール・ライター展

前回、2017年に開催されたときは西は京都までで、九州上陸ならず.......。

今回、待ちに待った福岡開催\(^o^)/となりました。

 

ライターの写真は

車窓や建物のガラス越しだったり、

鏡に映った輪郭を重ねてみたり、

雨傘の下やドアの隙間から少しだけ覗いてみたり、

被写体を真正面にとらえることなく

偶然の一瞬のような切り取りかたです。

 

雪と雨

儚げな色の重なり





ファッション写真 コンタクトシート 

 



唯一撮影可だった

左 ソール・ライターの絵

右 恋人ソームズ・パントリーの絵

ファッションモデルとしてライターと出会ったソームズ・パントリー。

ふたりは、ニューヨークのイーストヴィレッジで40年以上共に暮らしました。

ソームズを撮った写真は、特に躍動感と生命力が溢れていて、いいなぁと思いました。

ソームズと妹デボラの写真は、まっすぐと被写体を捉えていました。

 

   One of the things photography has allowed me

            is to take pleasure in looking.

                            

            私に写真が与えてくれたことのひとつ、

    それは、見ることの喜びだ。

 

 

 

 おなかがすいたら大濠公園をお散歩しながら、ロイヤルガーデンカフェ大濠公園へ。

お天気のいい日はテラス席がおすすめです。

往き来する足漕ぎスワンの間を縫うように、水鳥がすいすいと進みます。鯉も、亀も‥‥。

遠くにはビル群と福岡タワー。

青空には飛行機。

平和でほんわかな気持ちになります。

 

 

食事もおいしくてメニューも充実してます。

ランチのフォカッチャがお替り自由なのもうれしい。

 

アップルパイ

あまり得意でなかったのだけど、アイスもソースも含め絶品でした。

(写真撮るの忘れたけど(>_<))