朝から雨が降り続いてます。
ひんやりしっとりとした今日の気温にあじさいの風情がぴったりです。
紫陽花の花が好きなので、じめじめした梅雨のこの季節も嫌いではないのです。
洗濯物が乾きにくいことを除けば。
今日は紫陽花でつくる花守りの話を。
紫陽花は、古くから「魔除け」や「幸運を招く」といわれています。
6月の6のつく日、6日、16日、26日に「花守り」として、逆さまにして吊るします。地方によって違う場合もあるようですが、私は、6日に去年の分を感謝して下げ、今年の分を吊るしました。
お守りのつくり方は、庭に咲いてる紫陽花を、当日朝摘みます。買ってきた切り花でもOKだそうです。葉を落とします。
和紙や半紙でくるんで、水引きを巻きます。
「名前」や「生年月日」「願い事」を書いた紙を枝に結ぶこともあるそうです。
今年も同じ場所、玄関とキッチンに吊るしました。
これから、少しずつ水分が抜け、ドライフラワーに変化していきます。
調べてみたら、水引は奇数で、蝶結びの輪の部分が、色のついたほうが右になるように結ぶ。とありましたが、私、小さいことは気にしないB型です😊
和紙は、白い上質紙でもいいそうですが、障子紙がいいそうです。私は半紙を使ったので、薄くて包みにくかったです。水引はひもやリボンでもいいですね。
日本の地域で行われてきた季節の習わしは、風情があって美しくて、祈りに通じるものがあります。
そんな季節折々のことを、楽しんでいきたいと思ってます。